データ入稿の方法

通常の単色シート加工または【文字等を2色に】の場合

  • Adobe Illustratorで作成したパスのみの完全データを入稿していただいた場合、通常価格から4,000円割引いたします。
  • 次のようなデータは完全データではありません。【デザイン持ち込み】でのお申込に準じた扱いとなり、必要な作業量によっては追加料金が発生します。
    1)jpg・png等のロゴデータ
    2)ラスター画像(カメラで撮影した写真など解像度がある画像)が含まれるデータ
    3)仕上がりサイズと異なるデータ
    4)文字・イラスト等の追加や変更の必要があるデータ
  • ご希望のプレートサイズに合わせて作成された完全データではなく、既成のロゴデータをお送りいただいた場合、Adobe Illustratorで作成したパスのみのデータで、トレースの必要も文字等の追加もなく、サイズの変更とレイアウト作業だけで加工可能であれば、表示金額から2,000円割引いたします。ロゴをベースにして、開店時間等の追加作業を弊社にて行う場合、割引の対象外となります。
  • ロゴデータがjpg等で複雑な場合、トレースに時間を要するため、作業量に応じた追加料金をいただきます。
  • 完全データ入稿の注意点
    1)必ずアクリルプレートと同じ縦横のサイズのアートボード・外枠オブジェクト・ガイドのいずれかの中でデータを作成してください。データの通りに加工いたします。データ作成用テンプレートの使用が推奨です。データ作成用テンプレートは下からダウンロードしていただけます。Adobe Illustrator3以降の全バージョンに対応可能です。
    2)フォントはアウトライン化してください。
    3)RGBモードではなくCMYKモードにし、オブジェクトの塗りを、加工する色に近い色(ブラック・ホワイト・ブルー・グリーン・ブラウン等)にしてください。シートの色はデータ上のカラー値とは異なりますので、だいたいの色がわかれば充分です。
    4)オブジェクトの線幅は0とし、すべてのオブジェクトを塗りのみにしてください。線幅が設定されている場合、「パスのアウトライン」コマンドで線なしにできます。クリッピングマスク・パターン・グラデーション・ブレンド・メッシュ・Illustrator効果等が、支給データに残らないようにしてください。「角を丸くする」等の効果は「アピアランスを分割」コマンドで解除してください。複合パスは使用可能です。
    5)塗りと同じカラーの線が設定されたオブジェクトに「パスのアウトライン」コマンドを使用した場合など、同じカラーの複数のオブジェクトが重なっていると、すべてのパス通りにシートがカットされ、内部に継ぎ目ができます。これを避けるため、「パスファインダー」パレットの「合体」コマンドで、内部の不要なパスを消してください。また、オブジェクトにガイドや別のパスがかかっていると、その部分もカットされてしまいますので、ご注意ください。
    6)2色以上の場合、複数の色が重なる部分と重ならない部分が連続している箇所には段差ができます。また、複数の色の見当合わせの精度には限界があります。複数の色の要素どうしの境界部分は2mm以上離してください。A色の要素の上にB色の要素が重なる場合、A色の要素とB色の要素の輪郭が同じだと、必ずどちらかがズレます。B色の要素の輪郭を2mm以上内側にしてください。
    *通常のマーキングフィルム加工では、幅2mm未満の細長いオブジェクトは、加工精度の問題から加工できません。また、フィルムが細いとはがれやすくなります。細長いオブジェクトは幅2mm以上、点状のオブジェクトはΦ4mm以上にしてください。QRコードも通常は加工できません。

2mm以下の太さの線を加工する必要がある場合

既成のロゴの線が細く、2mm以下の幅の部分を含む場合には、彫刻加工で対応可能です。幅0.25mmから加工できます。コンピュータ制御のルータまたはレーザ彫刻機で彫刻し、できた溝に塗料を流しこんで硬化させます。
塗料の色はブラック・ホワイト・ブルー等からお選びいただけます。立体的に見えて高級感が増します。色によっては、マーキングフィルムより彩度が劣ります。
通常より耐久性も向上します。ルータ彫刻ではレーザ彫刻より耐久性が向上します。
彫刻加工の場合、割増料金となりますが、文字数・サイズに応じて料金が変わります。案件ごとに見積いたします。

データ作成用テンプレート

200×200mm

250×250mm

450×450mm

【フルカラー印刷】【屋外用フルカラー】でお申込の場合

Adobe Illustratorによるaiファイルまたはpdfのベクター画像と、Adobe Photoshop等で作成したpsdまたはepsファイルのラスター画像の両方に対応可能です。
RGBモードではなくCMYKモードでお送りください。 【フルカラー印刷】【屋外用フルカラー】では、白メディアにインクジェットプリントし、光沢ラミネートを貼り付け、輪郭パスで切り抜きます。そのため、切り抜きのためのパスと、その周囲に5mm幅の塗り足しが必要です。psdまたはepsファイルの場合、クリッピングパス等の形式で、切り抜きパスを含めて保存してください。
プリントとカットの見当ズレは2mm以下です。見当ズレが発生しても支障のないデータにしてください。最小線幅は2mmです。幅2mm未満の細長いオブジェクトは、加工精度の問題から加工できません。
追加料金でマットラミネート加工も可能です。
リッチブラックは、プリンタドライバが自動で設定するため、特に必要ありません。
フォントはアウトライン化してください。また、Adobe Illustratorバージョン10での出力となりますので、バージョン10で未搭載の機能(線へのグラデーション適用等)をご使用の場合、その部分はラスタライズの上入稿してください。

【屋内用フルカラー】でお申込の場合

【屋内用フルカラー】は、UVインクジェットプリントで加工します。切り抜きはありませんので、塗り足しも切り抜きパスも不要です。
CMYK+ホワイトの5色です。CMYはホワイト下地を敷かない場合透過色となります。Kはホワイト下地と50%程度のCを加えることでリッチブラックになります。CMYKモードで、ホワイトは特色として追加してください。
屋内用フルカラーのみ、最小線幅は特にありません。微細な絵柄や、水彩画のような輪郭が不明確な絵柄などほとんどの絵柄に対応可能です。
版ズレ対策には0.1mm程度のトラッピングが有効です。インクジェット出力後に光沢ラミネート加工したメディアを、輪郭でカットしてプレートに貼り付けます。
色修整が必要な場合、割引の対象外となります。色修整をご希望の場合、色サンプルをお送りください。また、弊社での色修整は、結果物と色サンプルとの厳密な色の一致を保証するものではありません。
Adobe Photoshopの場合、レイヤーは統合してください。画像解像度は300dpi以上が望ましいです。

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