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【紀行】川めぐり

10kgの荷物を都内北部から千葉県の東京湾岸某所まで20km弱運びました。自転車で。

旧江戸川、東京都側から、対岸は千葉県

まともな常識人ならそんなことはしないでしょうけど、私めはクレイジーな非常識人であるからして、こういうばかげたことをやらかすのです。

でかいかごつきの自転車もあるのですが、いざというときに電車で帰れるよう、折りたたみ式の自転車で行きます。出発前に2Lペットボトル5本をしょってみて、これならいけると確認済です。

中川

都内某所で荷物を引き取って、バッグにつめて走ります。荷物は天地左右50cm弱、バッグの片側を切ってあるのでなんとか入ります。バッグは300円とかなので切り放題。両側を切ればもっと幅が大きくても入るので、今度もう一個買ってきます。

新中川

今回の目的の一つは、現時点の体力でどこまでの荷重と移動距離に耐えられるか試す、ということです。実験であり冒険であり挑戦なのです。去年の真夏に同じサイズで重さは1/4の荷物を同じ場所まで何度か運びました。炎天下という条件では検証済ですが、今回は重量という条件を変更してさらに試します。何もいきなりやってるわけではなく、その前にはもっと低いハードルで何度も試してきて、実績を積み上げています。自分の体力も把握しています。その上がどうか知りたいのです。技術の進歩と一緒で、先行例を踏まえての更新を繰り返すわけです。

天気にもよりますが、荒川沿いは週に2日は昼食目的で走ってます。いつもは川口から尾久とか北千住あたりまでですが、時々西葛西まで行ってインド料理食べて帰ってきます。今回も主として川沿いです。多少遠回りですが、堤防上は基本的には人か動物か自転車しかいないので、ボーっと気楽に走れます

境川

自転車を電車に乗せる時にかぶせる輪行袋・パンク修理のためのパッチ・タイヤを外すためのレバー・携帯空気入れ・予備のチューブ等も携行し、よほどの事故でなければ対処できます。

往路はわりと余裕でした。こうして写真撮るのが休憩になったので、疲労もさほどありません。それと、夏の時点ではハンドルがフラットバーで前傾姿勢だったため、荷重を腰で受ける格好になり、腰がきつかったのですが、ご覧のようにシティサイクルによくあるプロムナード型に付け替えて、アップライトでほぼ直立して乗れるようになったので、肩で荷重を支えられて、腰はだいぶ楽です。

旧江戸川

10kgの荷物を届けて、重さはその1/4程度で長辺90cmの板を引き取って帰る予定だったところ、10kgの荷物も持って帰ることになりました。納期が繰り上がって好都合ではあるのですが、体力がもつかどうかと、しばらく待つことになってしまい、帰路が暗くなるのが懸念材料です。荷物の総重量は15、6kgにはなってると思います。

復路のために長さ90cmの補強材を持って出たのですが、風が強くて空気抵抗が大きすぎるため、行きの某所に預けてきました。結局引き取れず、回収できるかどうか。捨てられちゃうかも。

左が綾瀬川、奥から右が中川、背後に荒川

帰りは風が収まったので楽に走れます。走り慣れた荒川沿いなのでなお楽ちんです。ただ、予想外の重量増加で、肩がきつい。復路は川口までで30km程度。帰って見たら肩に少し血がにじんでました。現状ではこの辺が上限でしょう。ただ、足腰にはだいぶ余力があるので、ショルダーパッドを幅広にするとかクッションを入れるとかして肩の負担を分散させ、サドルもバネつきとかにすればもっといけそうです。何しろ、そのあといつものように2駅先まで同じ自転車で買い出しに行ったくらいですから。

芝川と荒川の合流地点

6時間程度を見込んでいましたが、休憩が多かったのと、届け先で待たされたのと、ゆっくり走ったのとで、8時間強かかりました。一方、2個口の荷物の往復送料を節約できて、副次的効果ではありますが、7,000円程度開発費を低減できたことになります。趣味のサイクリングのついでに仕事の荷物も運んだ、という1日でした。ただ、弊社定款の事業目的には自転車関連業務も含まれていますので、これも仕事の一部といえます。

カテゴリー: 自転車

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