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失敗失敗また失敗

勢い込んでやってみたもののあちこちで不手際。

やってみないとわからないことはあります。予想外に変形したり、おそらく残存している水分が悪さしたり。テストで読みきれるものではありません。試行錯誤につきものの、 必要な失敗です。

でも、サイズの勘ちがいはいかんでしょう。ステンレス製の容器を使う必要があるのに、それより大きい樹脂容器に合わせてつくっちゃった。 ただ間抜けなだけ。

それに、事前に多大な時間ぼーっと考えて手順を組み立てたはずが、いざ着手したら全部吹っ飛んでガタガタ。

仕切り直し。治具づくりからはじめなきゃならない。これでまた予定がずれてしまい。年内に目鼻つけるのは厳しいかも。でも、技術全体の断念を迫られるような絶望的障壁ではなく、岩にけつまずいた程度。解決の目途がつけられるので、前向きにとりくめます。

ある理論物理学者は、「我々が不可能だとみなすものは、単純に工学的な問題に過ぎないものが通常だ。それを妨げる物理法則自体は存在しない」と語ったそうです。

理論家にとっては技術的問題など瑣末事に見えるのでしょうが、目の前の物と格闘する者には、技術的問題こそ取り組むべき課題です。その解決は発明そのものです。

カテゴリー: 技術 製作

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