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返り咲き

先日放棄したアイディアですが、拾い上げることにしました。重大な欠陥があって、それが解決されたわけでもなく、依然として残っています。その欠陥がさほど問題とはならないような製品に切り替えることでの対処をもくろみます。

商品としてはこの方が広く訴求できるようにも思います。技術的課題に直面すると、それに全視野を覆われてしまいがちなのですが、えてして本人以外にはどうでもいいことだったりするものです。写真やってた頃から、この隘路にはしばしば陥ってきました。というよりそれが私の本領かもしれません。しかしそればかりでは生計が立ちませんので、世間との折り合いも必要です。

そういうわけで、利用価値なしと見なした特許出願が、一転して日の目を見ることになりました。何でも捨てないでとっとくものです。材料や道具もそうで、これ失敗使えない、といったんは思ったものが、あとで役に立つのはしょっちゅうです。ただし人間関係は…なかなかそうはいきませんけれども。

障壁の向こう側に行くのはひとまず諦めて、この障壁とは別の進路をとります。でも、いつかはこの障壁を乗り超えるべく戻ってくるはずです。さらにもう一つ障壁があって、これを越えないと先が見えてます。ただ、いい加減そろそろ一つだけでもものにしないと危ないので、しばらくは手近なところに注力します。

カメレオンの実現からは遠ざかりますけれど、この変転自体がカメレオンだともいえます。

とかいってますが、まだ見込みの段階。この先落とし穴がないとは限りません。

カテゴリー: 技術 知財 製作

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