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【特許】またまた…

拒絶理由通知書です。

ドキドキも毎度のこと。

去年7月、国際出願とほぼ同じ内容で同時に出願していたタマです。

拒絶理由は、大筋では審判請求を行ったタマや先日拒絶査定となったタマと同じなのですが、審判請求書やこのタマについての早期審査に関する事情説明書でこちらが行った反論に対する抗弁と見られる変更も若干あります。そして、反論内容に構わず拒絶査定で押し通す、というふうに審査官の腹が完全に固まっていることがよくわかりました。

聞く耳を持たない、取りつく島もない、という感じです。もうちょっと話が通じるかと期待したんですけどね……

これで、今後出る予定の、審判請求を行っているタマに対する審査官段階での前置審査と、国際出願についての国際調査報告の結果が、早くも見通せてしまいました。 この審査官に審査される限り、同じく問答無用で一蹴されるということです(国際出願というのは、そこから米国とか中国とか欧州に移行するための前段階で、それによって特許権が得られるわけではないのですが、調査や予備審査が行われ、その後の各国での審査に影響を与えることがあります。国際出願を日本国特許庁を受理官庁として行った場合、通常は特許庁がその調査や予備審査を行います。そして、今回「先の調査の利用請求」を行っていることもあり、これまでと同じ審査官が担当することになると思います)。

このままでは、今回のタマも直近2つのタマと同じ拒絶査定という命運をたどることになるでしょう。

一度蹴り倒されて審判請求中のタマの次のステージ、審判官3人の合議体の判断に望みを託すしかありません。この審判の結果次第では、今回のタマの運命を変えられるかもしれません。あるいは、今回のタマでは別の攻め口で審判請求することになるかもしれません。

いずれにせよ、とことんやるまでです。

カテゴリー: 知財

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