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余生と未生

試作品を撮影。

毎日、空の晴れ具合に気を配っています。撮影の時には、太陽の動きに注意を払い、余計な遮蔽物に気をもんでいます。無雲の空を「特快晴」と呼んで、この機を逃すまじと撮影に繰り出していた頃以来10数年ぶりに、日照と雲を追いかけています。

この撮影にとっては、太陽光にまさる光源はないからです。

ある30代の方が、今は余生だと語っていました。20代前半で、もう自分の人生にこれ以上はない、と思ってからずっと、そう考えているのだとか。とはいえ、枯れているかというとさにあらず、非凡で意欲的で魅力的な人物です。私にとっても、写真に限るなら、今は余生です。余生でも、それなりに楽しめたり、熱中できることもあります。

でも、それ以外では、いまだにはじまってすらいません。

カテゴリー: 製作

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