都産技研城東支部で表面粗さ測定機、前回これきりだろうと思ってたのですが、5回目とは。感染予防とのことで手袋を与えられますが無料。そこまでやるわりには、測定室で履き替えさせられるスリッパは消毒されてないいつものよれた奴。終了後に職員が測定室を消毒するとのことで16時に追い出されるまで2時間以上みっちり測りまくりました。なぜかというと、また着想しちゃったからです。昨日降りてきて明細書を書き、今朝連絡して今日午後データ取り。
非接触のレーザ式だともっと精度高いのですが、本部での依頼試験で1カ所4千円以上かかります。チップ式の機器利用なら1時間500円ちょっと、時間内では測り放題。埼玉県の施設は1時間150円とかですが、3年に1度必要な初期講習料が4千円かかりますし、たぶん今はすぐには使えません。
特許はもう充分盤石だと思うんですが、また別の権利化の切り口を思いついちゃったんで、こりゃ出願しないわけにもいかんでしょ。しかも、目下ぶち当たってる障壁を逆手に取り、これをプロダクトの特徴として保護させちゃおうという貪婪・業突張・意地汚さ。障壁が解決するかどうかもわからないうちから。解決したとしてもこの特徴はたぶん不可避に残るので。
でも明細書書くの楽しいんですよ。やっぱり自分は手先より言語の人間なのかとも思いますが、それより、成功するかどうかわからない物の問題との格闘とちがい、ゴールが見えてて、それに到達できるかどうかのゲームだから、というのが大きい気がします。その点では、技術開発より特許出願の方が難易度低いです。アイディアさえ思いつけば。課題解決より、湧いてきたアイディアをかたちにする方が楽しい。課題解決は苦難の道。
しかも向いてる。狡猾でしつこくて変な理屈をこねくり回すばかりの典型的ヤな奴なわけですが、明細書や意見書書いてると、この嫌われ属性を最強の武器に転化できるのです。さらに、特許出願は最優先の大義名分が立つので、気がねなく現実逃避できる。いいことづくめ、なのか?
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